「IFラボ」へようこそ
学校になじめなくても、学校に行けなくても、好きなことがあれば大丈夫。
「IFラボ」で好きなこと、夢中になれることを見つけて伸ばしていきませんか。
学校に居づらさを感じている子どもたちの居場所があればいいなという思いから、「IFラボ」はうまれました。
「好き」を生きる力に
今までのように、良い学校に入って良い会社に入ればよいという時代は終わりました。誰でもできる仕事は人工知能を搭載したロボットが人間以上の働きをしてくれるからです。
これからの世の中がどんな風に変わっていくのか、教えてくれる人はいません。そんな誰も分からない未来を生きていくために必要なのは、どんな力なのでしょうか。
これからの時代を生き抜く力、それは「なにかを好きな気持ち」だと「IFラボ」は考えています。
なぜなら「なにかを好きな気持ち」が、自分はどうありたいか、自分はどうやって生きていきたいのか、自分の未来を考えていく源になると信じているからです。
そして「なにかを好きな気持ち」は、子どもたちの好奇心をひろげていきます。好奇心は、人間だけがもっている素晴らしい力。好奇心が「もっと知りたい」「もっと学びたい」という学ぶ気持ちを大きくします。
子どもたちがもつ学びたい気持ちを、さまざまな角度から支援できたらいいなと思っています。
自分ひとりではないことを知る場所でありたい
「IFラボ」では、子どもたちのありのままを受け入れる場所であることを大前提に考えています。得意なことや不得意なことも含めて、すべてがその子の個性であるというスタンスをとっています。
まわりのお友だちと「好き」を共有することや、自分とは違う「好き」があることを知る体験をたくさんしていけるような場所を目指します。
世界にはいろんなことを「好き」な人がいて、たくさんの「好き」であふれています。自分の「好き」が世界の誰かとつながっていて、自分はひとりではないこと、このままの自分でいいんだと感じてもらえる場所でありたい、そう考えています。
不安があっても、一歩踏み出せる力をつけよう
自分がこの世にいる限り、不安はなくなりません。不安は、人類に備わっている大事な力なのです。
もし不安がなかったら。きっと火も恐れず、目の前にいるライオンも恐れず、寒さも恐れず、死んでしまいます。
不安があるからこそ、私たち人間は知恵を使って生き延びてきたのです。
でも、不安ですよね。どうしたらいいでしょうか。それはほんの小さな不安に挑戦して打ち勝つことしかないのです。不安があっても大丈夫だった。チャレンジできた。うまくいくかいかないかは関係なし。まず、不安を前に一歩後ろに下がらないで、一歩前に出る練習をしていくのです。私、がんばれた。不安があっても大丈夫。の経験を増やしていけば、不安に飲み込まれずに、一緒に生きていくことができます。私たちはそんな一歩を大事にしたい。時には背中を押し、一緒に歩き転んでみる。結果はどうあれ、チャレンジしてハイタッチ!新しい世界に踏み出すのは、安全で安心できる場所があってこそ。広い世界に、自分自身の足で一歩踏み出すためには、いつでも戻ってこられるベース基地が必要です。私たちは、そんな場所を目指しています。
新しい居場所「IFラボ」で一緒に過ごしてみませんか。