「IFラボ」へようこそ
学校になじめなくても、学校に行けなくても、好きなことがあれば大丈夫。
「IFラボ」で好きなこと、夢中になれることを見つけて伸ばしていきませんか。
発達に偏りがあって、通っている学校に居づらさを感じている子どもたちの居場所があればいいなという思いから、「IFラボ」はうまれました。
でも発達に凸凹があるってなんでしょうか。得意も不得意もない人ってこの世にいるんでしょうか。そもそも凸凹があるって悪いこと?
凸凹人が社会を変えてきた
みんなと一緒にできない、学校という枠組みに適合できないことは、決して悪いことではありません。それは人とは違う視点を持っていること、枠組みにはおさまらない大きな何かを持っているということだから。
みんな平均的な人ばかりだったら、きっと社会は変わってきませんでした。だって世の中を変えてきた人たち、エジソン、アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ・・・世界を変えた天才たちは幼い頃みんな変わっていて、とんがっていたんです。
たとえばエジソンは3ヶ月で小学校をクビになり、アインシュタインは3歳まで言葉を話せず、スティーブ・ジョブズは小学校で数々の問題行動を起こすはみだしっ子でした。みんな今であれば、発達障害と診断されていたのではないだろうかといわれています。
でもこのような学校や社会の枠組みからはみだしてきた人、個性的でとんがりを持った人たちが、新しい視点を社会に持ち込み、新しい社会を生み出してきたのです。
「好き」を生きる力に
今までのように、良い学校に入って良い会社に入ればよいという時代は終わりました。誰でもできる仕事は人工知能を搭載したロボットが人間以上の働きをしてくれるからです。
これからの世の中がどんな風に変わっていくのか、教えてくれる人はいません。そんな誰も分からない未来を生きていくために必要なのは、どんな力なのでしょうか。
これからの時代を生き抜く力、それは「なにかを好きな気持ち」だと「IFラボ」は考えています。
なぜなら「なにかを好きな気持ち」が、自分はどうありたいか、自分はどうやって生きていきたいのか、自分の未来を考えていく源になると信じているからです。
そして「なにかを好きな気持ち」は、子どもたちの好奇心をひろげていきます。好奇心は、人間だけがもっている素晴らしい力。好奇心が「もっと知りたい」「もっと学びたい」という学ぶ気持ちを大きくします。
子どもたちがもつ学びたい気持ちを、さまざまな角度から支援できたらいいなと思っています。
自分ひとりではないことを知る場所でありたい
「IFラボ」では、子どもたちのありのままを受け入れる場所であることを大前提に考えています。得意なことや不得意なことも含めて、すべてがその子の個性であるというスタンスをとっています。
まわりのお友だちと「好き」を共有することや、自分とは違う「好き」があることを知る体験をたくさんしていけるような場所を目指します。
世界にはいろんなことを「好き」な人がいて、たくさんの「好き」であふれています。自分の「好き」が世界の誰かとつながっていて、自分はひとりではないこと、このままの自分でいいんだと感じてもらえる場所でありたい、そう考えています。
新しい居場所「IFラボ」で一緒に過ごしてみませんか。