「子どもをありのままに観る」勉強会、始めました

投稿日:

2021年2月21日(日)

お母さんたちと一緒に月に1回、読書勉強会をはじめることにしました!

ずっと考えていたこと、それはやはりお母さんとのつながりです。
不登校のお母さんは、子どもが学校に行かなくなったときに、お母さん同士のつながりが途切れがちです。
お問い合わせを含め、実際に相談する場所もなく、孤立してしまうお母さんがとても多いのを感じています。

息子が不登校になって、フリースクールに通い始めて元気を取り戻した頃、
学校に用事があって電話をすることがありました。すると先生が

「お母さんの声がとても元気だったから、お話を聞かなくても息子くんが元気にやっているのが分かりました」

と、おっしゃったのを今でも覚えています。

私が元気を取り戻したのは、息子が元気になったことにくわえて
フリースクールのお母さん同士でつながりができたからだと思っています。

子どもの学校の悩みを打ち明けられたこと、同じ悩みを抱えている人がいるって分かったこと
どうでもいい日常の話をお母さん同士でできたこと、
そのどれもが、私自身を安心させるもので、元気の源となりました。

だからイフラボを立ち上げたとき、イフラボは子どもたちの居場所とともに
お母さんがつながる場所でもありたいと願っていました。

お茶会や飲み会、保護者会は不定期で開催していましたが・・・
お茶会以外にお母さんたちがつながれて、さらにハッピーになれるものはないかしら・・・

そんなことを考えていた折、仕事ですごく良い本を見つけたんです。

保護者と先生のための応用行動分析入門ハンドブック―子どもの行動を「ありのまま観る」ために
三田地 真実 (著), 岡村 章司 (著), 井上 雅彦 (監修)

・・・この本を使って、みんなで勉強会したらいいんじゃないかしら・・・

「子どもをありのままに見る」
このメッセージは、どの育児書にも当たり前のように書かれています。
でもありのままに見るってとても難しくありませんか?

・だらしないから
・落ち着きがないから
・人見知りだから
・不登校だから
・Wisc検査が凸凹だから

無意識のうちに子どもにいろんなラベルを貼りつけて、その子を見ていないでしょうか。私はみています。
そんなラベルを引き剥がして、具体的な行動=「ありのままに観る」ためにはどうすればいいんだろう。

この本には、そのためのステップが丁寧に書かれていました。

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子どもを、先入観なく客観的に観ていくことはとても難しい。 本書で解説する応用行動分析を活用することで、その子の気になるところや悪い部分ばかりでなく、「良いところ」「きちんと行動できている部分」に目が向けられるようになる。

すぐにすべてができなくても、1つずつステップを続けていけば、子どもの良い面をさらに延ばしていくことができるだろう。 子どもの気になる行動に困っている教師・親御さんにお勧めの一冊。
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12年前に出版された本の改訂版で、改訂前の本では親の会などでペアレント・トレーニングを導入する際のハンドブックとして活用されることを目的としていたようです。イフラボにピッタリじゃない!

ということで!

今回の勉強テーマは「子どもをありのままに観ること」です。
ステップ6までの半年間は、「子どもをありのままに観る」練習をしていくことになりました♪

今日は気になる行動を、誰もが聞いて同じ映像をイメージできるくらいに具体的な行動に落とし込むことを練習しました。
他の人の例については、こう考えたらいいじゃないかしらってアイディアが浮かぶけど、自分の子については難しい~!

ちなみに私が書いた「子どもの気になる行動」は、

「テンションが高くなると、興奮しておさまらない」

・・・まったく具体的な行動ではないですね・・・笑

みんなとシャアして考えてもらった結果、
「大きな声でしゃべりつづける」
に落とし込むことができました。これなら誰でも同じ状況を思い浮かべることができますよね。

他の人の話も、ウンウンとうなずくものも多かったです。やっぱり、みんな同じような悩みを抱えているんですよね。
他の人の話も自分のためになって、勉強になりました。

来月の勉強会まで、子どもと自分の行動を「生活全体の中で」捉え直す宿題もあります。
分からないことは、グループチャットでシェアしあいます。

1回目の勉強会をやってみて・・・すごくいい感じ!これからもいい感じ!になる気がしています!

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